お土産でもらうクソうまお菓子を腹一杯食べたい！
一箱に8枚しか入っていないクッキー。包装紙の方が重量あるせんべい。どれもクソうま。クソうまなんだけど、なんせ量が少ない。物足りない。
子どもの頃は思ってました。いつか大人になってぜいたくできるようになったら、お土産のお菓子を大量に買って、自分のためだけにたらふく食べようと。
でもいざ大人になってみると、お土産のお菓子を自分用に買うなんてことは絶対しません。なぜか。それは、「コスパが悪い」から。お土産は、箱代や包装紙代、そして贈答時の「見栄代」も全部入ってあのお値段です。自分で食べるのに、見栄代払うのはバカらしい。だから、ちゅうちょしてしまう。
でももし。普段食い用の廉価な代替品があったら。これはもう、気兼ねなくたらふく食えるってもんです。
あらためましてどうも。コスパ厨で効率厨の春眠亭あくびです。
今回はお土産でもらうような高級お菓子に味が似ている、ジェネリックお菓子を探しだし、そのコスパ度を測っていきたいと思います。
1．「ジェネリック」白い恋人
まず手始めは、北海道みやげのド定番、白い恋人です。
これほんとうまいですよね。くどくないけどしっかり濃厚なホワイトチョコと、サクサククッキーのバランスが絶妙過ぎて、秒速1枚ペースでなくなります。
百貨店の北海道展でほぼ100%売ってるので、見つけたら間違いなく買います。
ただ、やはりお値段が。
白い恋人 24枚入り、1900円。 1枚あたり79円。
さらに1枚の重さが11gなので、グラム単価は7.2円/gになります。
いやうまいよ？ うまいんだけど、毎日食べるにはちょっとお値段が。箱代や包装代がもったいないと思ってしまう。
そこで「ジェネリックお菓子」の出番です。格安で普段食いに持ってこい。そして本家に味が似ているお菓子。それが「ジェネリックお菓子」です。
白い恋人のジェネリックお菓子は、ブルボンのブランチュール。
ほぼ同じ見た目。そしてブランチュールはクッキーの表面に若干のチョコがコーティングされていて、見た目も食欲をそそります。
こちらのコスパ度を見ていきましょう。
ブランチュール 18枚入り、275円。
1枚あたり15円。更に1枚の重さが7.8gなので、グラム単価は2.0円/gになります。
白い恋人に比べて、72%オフです。
コスパ良！
さて、お味の方は。。
うん！ かなり近い！ こっちの方が小ぶりだから、もう袋を開ける手が止まらない！
もちろん、白い恋人は使っている材料から製法から全然違うんでしょう。
だから、お土産や特別な日にはもちろん白い恋人がうってつけです。現にボクは、白い恋人を買い続けています。
でも、ブランチュールの、ブルボンの、企業努力よ。コンビニやスーパーで、この値段このレベルの味が手に入るすばらしさよ。
ブルボンさん、恐れ入りました。
2．「ジェネリック」三方六
続いても北海道銘菓、三方六。
激うまバームクーヘンへ、さらにホワイトチョコをかけるという暴挙。カロリーの悪魔。チェンソーマンで最強の敵と恐れられています。
これも北海道展では大体買ってしまうクソうまお菓子でございます。
でも高い。
三方六切れ端 630円
1パック200gなので、グラム単価は3.2円/gになります。
三方六の中でもさらに切れ端という高コスパ商品ですが、それでもまあまあします。スーパーで630円の商品買うのを想像してみてください。なかなか勇気いりますよね。高コスパと言っても、やはりそれなりに特別な時でないと買わないかなと思います。
さて、この三方六の「ジェネリックお菓子」はというと。
ブルボンのミルネージュです。またブルボン。そう、ブルボンはお菓子界の東和薬品なのです。
さて、ミルネージュのコスパ度を見ていきましょう。
ミルネージュ 275円。
1パック128g なので、グラム単価は2.2円/gになります。
三方六に比べて31%オフです。
元々の三方六切れ端がそれなりにコスパ高いので、そこまで大きくは下がりませんでしたが、それでもなかなかです。
さて、お味の方は。。
うま！ 三方六に似ているけど、こっちはホワイトパウダー振ってあって、また別の味わいがする！ これはこれという単体で十分うまい！
三方六のチョコの方がバター感が強いので、バームクーヘンが際立つのは三方六って感じです。
でもミルネージュうまかった。例によって小ぶりだから、サクサクいけます
3．「ジェネリック」ビックリマンチョコ
「お土産」のお菓子ではないんですが、買うのをためらってしまうものがあります。
それはビックリマンチョコ。
ぶっちゃけもうシールに興味はない。だけどあのウェハースチョコ、あれは食べたい。ピーナッツの香ばしさとカリカリ食感、それがウェハースチョコと合わさって、猛烈な満足感をたたき出すわけです。
ウェハースチョコだけ、たらふく食いたい。でもシールは絶対付いてくる。結果、余計なシール代を払って、非常にコスパが悪いと感じでしまう訳です。
ビックリマンチョコ 100円。
1つ23gなので、グラム単価は4.4円/gになります。
探した結果、ついに見つけました。ジェネリックビックリマンチョコ。その名もザッキー。
販売は、ハッピーポケット。すいません、存じ上げません。女子中学生が組んだバンド名みたいだなという印象しかございません。
ザッキー 7枚入り、100円。
1枚14円、1枚あたり9gですから、グラム単価1.6円/gになります。
ビックリマンチョコに比べて、 65%オフです。
コスパいいですやん。ハッピーポケットさん、やりまんな。
お味の方は。
ピーナツ感は本家に比べてかなり控えめですが、3噛み目くらいから大体ビックリマンチョコっぽい感じになります。
何よりシールがない！ 今まではシールいらないのにチョコ目当てで買う、逆フードロス、逆仮面ライダーチップス社会現象でしたが、それがない！ この精神的な開放感は、1.5倍ほど味も良くしてくれている気がします。
4．「ジェネリック」ヨックモック ショコラオレ
最後は、お土産でもらうと好感度爆上げ間違いなしの猛烈うまいお菓子、ヨックモックのショコラオレです。
チョコクッキーなのですが、とにかくチョコが他と全然違う。上品でかつ洗練された味で、「ヨックモックでしか味わえないチョコ」といっても過言ではありませんでした。
でも正直お高い。
ヨックモック ショコラオレ 24枚入り、1296円。
1枚54円、1枚あたり7.6gですから、 グラム単価は7.1円/gになります。
ぶっちゃけヨックモックでしか食べられない味なわけですから、これだけの値段でも納得はしてしまいます。
でも本当は腹一杯食べたい。
といことで徹底的にリサーチしました。
「ショコラオレ ジェネリック」「ショコラオレ 代替」「ショコラオレ 似ている」
検索しまくりましたが、出てこない。
諦めかけましたが、何の気なしにtwitterで検索したところ、それっぽいツイートを発見！
そして見つけました。ジェネリックショコラオレ。それがこちら。
ブラックサンダー至福のバターです。
ブラックサンダー至福のバター 50円。
ひとつ22gですから、グラム単価 2.3円/gになります。
ヨックモック ショコラオレに比べて 68%オフです。
やばい！ ついに見つけた！ ジェネリックショコラオレ！
早速お味は。。
うん！ かなり近い！ ブラックサンダーらしく、チョコとクッキー以外にもあれこれ入っていて、食感はあまり似ていませんが、味はかなり近いです！
なによりこれ、コンビニで手に入るんです！ これがでかい！
百貨店に行かなくても、コンビニでこの味にたどり着けるなんて、こんなコスパのいいことはありません！
コスパがいいという事実だけで、幸福度が二番も三倍もかわってくる、これがジェネリック商品の魅力だと思います。
まとめ
改めてジェネリック高級お菓子をまとめます
- 白い恋人（石屋製菓） → ブランチュール（ブルボン）
- 三方六（柳月） → ミルネージュ（ブルボン）
- ビックリマンチョコ（ロッテ） → ザッキー（ハッピーポケット）
- ショコラオレ（ヨックモック） → ブラックサンダー至福のバター（ユーラク）
もちろん、本家あってこそのジェネリック。
贈答用や特別なご褒美には引き続き購入させていただくとして、普段はジェネリックお菓子も愛用していきたいと思います。
南こうせつも黒柳徹子も喜んでくれるでしょう。
ジェネリック薬品は、東和薬品。
ジェネリック菓子は、ブルボン。
